イワシデ 約100年

イワシデの中型作品として、大変鉢持込みの古い、愛好家旧蔵の逸品です。
幹肌の古感からも、盆中で半世紀を優に超えていることが見てとれます。
立ち上がりの腰元部分の姿も良く、子付き双幹体の樹形も、すでに完成の域となっています。ここから数年の“ハサミ作り“を重ねることで、その価値数倍が予見できる樹です。
疵気なく、相当大切に愛培が続けられた、目利き必見の一樹です。