白交趾外縁長方水盤

力強い外縁の姿を示す、中渡り（約120~180年前）の中国清代作の渡来品です。
古くより水石界で、珍重され、特に「鮑新寶」の落款を持つものは、量産的な白交趾とは一線を画す出来栄えによって、目利き愛好家の間で、高い評価を得てきたものです。
本作は、完璧と言える程の保存状態と、実用的な寸法。そして、白交趾として大切な「使い込んだ中でも失わない古感による枯れた色味」を静かな気品として遺したものです。
多くの名石群を映してきた名器、廉価な白交趾水盤が、ネット上で流通する今、選び抜かれた真の実用名水盤をご覧下さい。