数少ない、中型の美しい絵交趾盆器です。装飾性高く、鑑賞陶器として中国“陶都“宜興の地で製作されたものでしょう。ふくよかな器形は、古渡盆器の姿を踏襲していますが、落款の解読は出来ませんが、おそらく50~80年ほど前に、現地の陶技高い陶工の手によって残されたものと思われます。現在では再現不可能と言われる、宜興名器の再現作です。
足元などに僅かなホツが散見できる他は、大きな疵を持たない珍品中の珍品です。
足元などに僅かなホツが散見できる他は、大きな疵を持たない珍品中の珍品です。