山姿の中に感得できる“洞門”の景。厳しい石相と滋味なる石肌の古感は、“京七石”の内「畚下し石」と見紛うほどの味わいを呈しています。洞部分にも加工の跡なく、洞の前には宛ら悟得の境地を得る禅窟を思わせる天然の場面を持っています。
加工なき文房石として、市井深くで、名もなき数奇者達の愛玩の長い刻を過ごしてきたものでしょう。佳き箱書による銘を享ければ、その価値数倍と予見される逸品石です。
加工なき文房石として、市井深くで、名もなき数奇者達の愛玩の長い刻を過ごしてきたものでしょう。佳き箱書による銘を享ければ、その価値数倍と予見される逸品石です。
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