瀬田川石に代表される、真黒質の美しい石肌は、この四万十川石の代名詞とも言えます。
吸い込むような漆黒の肌、戦後に水石界に登場したこの産石は、川擦れの石肌が、朧なる山容をよく現しています。本石は、左方の“やまと心“を感じる山姿から、右方の滑らかな土坡の景、これ程の量感ある大型四万十川石が登場する機会は稀と言えます。
底部に僅かな擦り跡がありますが、石相全体は加工なき天然石です。
禅味や哲学的な美を内包する四万十川石は、今後、更なる評価が高まる予見のある石です。
吸い込むような漆黒の肌、戦後に水石界に登場したこの産石は、川擦れの石肌が、朧なる山容をよく現しています。本石は、左方の“やまと心“を感じる山姿から、右方の滑らかな土坡の景、これ程の量感ある大型四万十川石が登場する機会は稀と言えます。
底部に僅かな擦り跡がありますが、石相全体は加工なき天然石です。
禅味や哲学的な美を内包する四万十川石は、今後、更なる評価が高まる予見のある石です。