
約120~150年前、当時の清朝晩期に中国で作陶された、白交趾水盤の中でも、唯一と言える器形を有する賓器です。程よい内縁のフォルムと深さ、使い込んだ中にも、“枯れ寂びた味“ が気品を帯びるまでになった状態、日本水石界に燦然とその名を残す、水石大家「如学庵」本名渡辺三郎翁の旧蔵品として、三菱財閥家や“満鉄“早川家“などの旧蔵名石を多く所載した、同翁のコレクション図録にも、名器として掲載されている逸品です。
“名器、名石と相和す“ の例えのように、古感見事な真黒の賓石との合わせに最適な“用の美“と言える名品です。
“名器、名石と相和す“ の例えのように、古感見事な真黒の賓石との合わせに最適な“用の美“と言える名品です。