約120~150年前、中国宜興で作陶された、海鼠盆器の逸品です。
名印「葛明祥」の印を有する本作は、その多くが、戦前渡来したのちに、盆器として利用する時に、“後穴”が空けられたものが殆どです。このように渡来した時のままに、水盤として保存されているものは少なく、長く美術界にあったことが幸いしました。
深い釉調の美しさ、この種の古鏡型のみに見られる外鍔の力強い気品、同型の中でも大型に属する、現存少ない貴重な美術作品です。
名印「葛明祥」の印を有する本作は、その多くが、戦前渡来したのちに、盆器として利用する時に、“後穴”が空けられたものが殆どです。このように渡来した時のままに、水盤として保存されているものは少なく、長く美術界にあったことが幸いしました。
深い釉調の美しさ、この種の古鏡型のみに見られる外鍔の力強い気品、同型の中でも大型に属する、現存少ない貴重な美術作品です。
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