
約120~150年前の、中国宜興“紫砂胎“による海鼠釉盆器の逸品古作です。
同時代の海鼠釉の鉢は、60~70%が、浅手のものが多く、本作のように中深の実物花物などを映す盆器は、この鉢のように無疵の保存となれば、皆無に近いと言えます。
長く盆梅や花物を植え込んでいたと思われるこの鉢は、“実用の名器“ として、これからも大切に保存したいものです。
同時代の海鼠釉の鉢は、60~70%が、浅手のものが多く、本作のように中深の実物花物などを映す盆器は、この鉢のように無疵の保存となれば、皆無に近いと言えます。
長く盆梅や花物を植え込んでいたと思われるこの鉢は、“実用の名器“ として、これからも大切に保存したいものです。