
高知に流れる仁淀川の石は、愛好家には知られる石味の良いものです。淡い紅褐色の石色が、微妙に変化して、様々な景趣を呼び起こしてくれます。
数十年前、仁淀川から採取された頃、愛好家によって、鏨技が施されて、今の見事な遠山の姿となったと思われますが、既に石味は天然と変わらぬ古色となっています。
遠望する山容は、石色によって、晩秋や“明けやらぬ春のおぼろ“を感じられます。
台座飾りも良いですが、水盤使いで、その景趣は一層となる秀石です。
数十年前、仁淀川から採取された頃、愛好家によって、鏨技が施されて、今の見事な遠山の姿となったと思われますが、既に石味は天然と変わらぬ古色となっています。
遠望する山容は、石色によって、晩秋や“明けやらぬ春のおぼろ“を感じられます。
台座飾りも良いですが、水盤使いで、その景趣は一層となる秀石です。