日本小鉢界に燦然と輝く名工、真葛香山の絶品と言える青磁香炉です。
香山は三代続きましたが、京都に始まった初代が、明治期に横浜で花開き、二代目の頃には国際的にも高い評価を得ていました。三代目は若くして大戦の災禍で夭折され、私達盆栽界に遺された殆どの作品は、僅かに初代のもの、そして殆どが二代目の作です。
本作も、中国官窯に倣った青磁香炉の格調高いものです。
得意とした天龍寺青磁や汝窯を見事に写した香山の香炉の中でも、本作のように、紫檀火屋に珊瑚爪と言う、唐物名器を踏襲した作品は、その大振りな寸法を含めて貴重です。
小鉢界での数百万の流通取引きを考えれば、本来の香山の名品として、破格のご紹介です。
“陶聖“板谷波山にその技量伍すると謳われた香山の技の真骨頂を今に伝える逸品です。
香山は三代続きましたが、京都に始まった初代が、明治期に横浜で花開き、二代目の頃には国際的にも高い評価を得ていました。三代目は若くして大戦の災禍で夭折され、私達盆栽界に遺された殆どの作品は、僅かに初代のもの、そして殆どが二代目の作です。
本作も、中国官窯に倣った青磁香炉の格調高いものです。
得意とした天龍寺青磁や汝窯を見事に写した香山の香炉の中でも、本作のように、紫檀火屋に珊瑚爪と言う、唐物名器を踏襲した作品は、その大振りな寸法を含めて貴重です。
小鉢界での数百万の流通取引きを考えれば、本来の香山の名品として、破格のご紹介です。
“陶聖“板谷波山にその技量伍すると謳われた香山の技の真骨頂を今に伝える逸品です。