約120~180年前の中国宜興“紫砂盆器“の賓作です。紫砂の中でも“烏泥・白泥・紅泥”と並んで、胎土そのものが稀少な桃花泥は、遺された作品が少なく、本作のように三点飾り用の中品となれば尚更のことです。“摘み外縁“と呼ばれる上縁を引き締める線、桃花泥に相応しく上品に絞られた腰元部分。縁上に僅かなホツ直しが確認出来る他は、保存状態良い美品です。おそらくこのサイズの同作は皆無と言える逸品です。
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T2527
幅24.6cm×奥行15.7cm×高8.8cm
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