水石界の恩人、水府在住の故川和清吉先生の遺愛石。『みち・川和清吉水石撰集』にも所載されている逸品です。北海道に産する幸太郎石は、多種多様な石質と色調を持っています。
この石も、右方崖上の部分は、古潭のような堅牢な川擦れ、山頂から左方の部分は、褐色の寂びた石相になっています。底部以外は、加工なき天然の姿を残した大型山水石。
旧蔵者と名著への所載、本来の価値観は更なる評価が期待される一石です。
この石も、右方崖上の部分は、古潭のような堅牢な川擦れ、山頂から左方の部分は、褐色の寂びた石相になっています。底部以外は、加工なき天然の姿を残した大型山水石。
旧蔵者と名著への所載、本来の価値観は更なる評価が期待される一石です。