
透徹した“三面の法則“を絵に描いたような単独山型石。関西を代表する“曽我山人“は、近年急激にその価値が再認識されています。本石は、同コレクションの中でも群を抜くもので、箱姿からも相当に古い愛玩石で、おそらく曽我山人が入手した時には既にこの状態であったと思われます。天然ウブ成りの盆石風の古石。文化人などの新たな銘を得る事で、この評価は倍増する予見ある一石です。かの水府散人も当時は現在の数分の1の流通だった事を考えると、曽我山人の未来は期待出来ます。いずれにしても、石そのもの自体が見飽きぬ本物の位を具えています!