富山県で半世紀にわたって水石趣味を全うされた大家、宮崎和男翁の遺愛石です。
片山一雨翁の薫陶を享け、頼山陽家・九十九会・聴石会など、著名愛石家との交流深い北陸を代表する趣味家でした。本石は、石の質と産に対して、一家言を持たれていた翁らしく、
紅紫の石肌を持つ、紫貴船石の雅石と言えるものです。盆山風の山型の中に、渓谷を抱く景趣と精神性を合わせ持った逸品として、水石界に今後長く伝承されるべきものです。底部も含めて、加工なき天然石です。
片山一雨翁の薫陶を享け、頼山陽家・九十九会・聴石会など、著名愛石家との交流深い北陸を代表する趣味家でした。本石は、石の質と産に対して、一家言を持たれていた翁らしく、
紅紫の石肌を持つ、紫貴船石の雅石と言えるものです。盆山風の山型の中に、渓谷を抱く景趣と精神性を合わせ持った逸品として、水石界に今後長く伝承されるべきものです。底部も含めて、加工なき天然石です。