
橘もどきは総称としてのピラカンサの一種です。明治初期にこの橘もどきと言う和名で渡来してきたもの、その後昭和前期までに渡来した赤実色の強いものなど、微妙な違いのある種が数多く日本にもたらされました。
この樹は、日本盆栽界、特に業界の発展に尽くされた前日本盆栽協会理事長、元日本盆栽協同組合理事長であった、福田次郎先生の作品です。福田園芸を営む先生は、中学を出た後、一筋に盆栽業の道を歩み、特に雑木盆栽の作出では一家言を有する程の盆栽家です。
埼玉アリーナでの記憶に残る『世界盆栽大会inさいたま』の大成功は先生の尽力が大きく、その後の叙勲ともなりました。
八十路を越えて体調を崩され、愛蔵品の放出となり、小店でこの樹を割愛頂きました。
鉢持込みの古さ、誤魔化しのない枝作り、共に橘もどきの盆栽として最も古い部類の作品です。
◆撮影日:2023.01.09◆
この樹は、日本盆栽界、特に業界の発展に尽くされた前日本盆栽協会理事長、元日本盆栽協同組合理事長であった、福田次郎先生の作品です。福田園芸を営む先生は、中学を出た後、一筋に盆栽業の道を歩み、特に雑木盆栽の作出では一家言を有する程の盆栽家です。
埼玉アリーナでの記憶に残る『世界盆栽大会inさいたま』の大成功は先生の尽力が大きく、その後の叙勲ともなりました。
八十路を越えて体調を崩され、愛蔵品の放出となり、小店でこの樹を割愛頂きました。
鉢持込みの古さ、誤魔化しのない枝作り、共に橘もどきの盆栽として最も古い部類の作品です。
◆撮影日:2023.01.09◆