
名樹・名鉢・を大型から小品まで幅広く蒐集された大家の旧蔵品です。同じ蔵に斯界数十年公開されずに行方不明とされていた「幻の東福寺鯰絵鉢」が、秘蔵されていたことからも、その蔵のレベルの高さが窺えます。この黄交趾輪花も、小品鉢でこれ程の持込みの素晴らしさから醸し出る釉薬の味わいを示すものは、殆どありません。併せてその器形も正方に近く、実際には輪花というよりも、“剣古鏡“と称するべきとも言えます。小鉢コレクター必見の賓作です。
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65-K
幅8cm×奥行8cm×高4.6cm
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