T1339

美濃焼・ 鶏血 緑釉 楕円水盤一対

鶏血:幅32cm×奥行23.5cm×高3cm 緑釉:幅31.5cm×奥行23cm×高3.5cm

(片山一雨 翁 旧蔵 箱書付)

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水石界最高の会員によって運営された研究愛好会「一雨会」は、戦後の盆栽水石界を創出牽引された片山一雨翁が、創設 会長を務めた伝説の会。美術界においてもその慧眼が高く評価された一雨翁は、美術品の鑑定評価の基準となる『美術家名鑑』において、初めて盆器水盤等の部門における鑑定家として登録された方です。
本作は昭和50年代に一雨翁の門弟が美濃焼で水盤を注文するにあたり、器形などの指導をした末に制作されたものです。現代的な鮮やかな釉薬は、“こんなに派手で使えるのか?”と疑問を投げる門弟もいたそうですが、一雨翁は「古渡の珊瑚釉なども、そう言われたが、古色深い真黒石などに合わせると、この強い色調が半減されながらも、程よい調和を出すものだよ」と言われました。数組の完成品の中から、秀でた本作を一雨翁は 自蔵とされました。
門弟の方に受け継がれた「現代の名水盤」の美的観賞をお楽しみ下さい。

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