京七石と並ぶ日本水石界の名産石、瀬田川石においても、その存在が“数百にひとつ“と言われる瀬田川黄玉石の逸品です。既に瑪瑙化するほどの“練れた“石肌、銘「嵎峓ぐうい」は日輪の昇る山の意。底部も含めてすべて天然ウブ成りのこの古石は、八十路を超える関西を代表する古老水石大家が大切に愛玩したものです。暁光を浴びる山々、時には黄昏の景色、または晩秋の秀麗なる山容、観者の心の有り様で、千変万化の景趣が感得できる稀有なる一石です。
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MT-70
幅22cm×奥行14cm×高9cm
(箱付)
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