
「京七石」に並ぶ名産として名高い佐治川石。鳥取県智頭地方を中心に江戸期より水石の歴史を有しています。厳しい皺を孕んだ石相は、佐治川を代表する姿ですが、本石は同地の名家・石谷家(本宅は現在、県の有形文化財)の旧蔵石です。峨々たる山容、古色蒼然とした量感見事な台座石として、佐治川石の本領を良く顕した秀石です。
底部のフカシはありますが、目に見える山容はすべてウブ成りのものです。
底部のフカシはありますが、目に見える山容はすべてウブ成りのものです。
E0202
幅39cm×奥行20cm×高22.5cm